ドローンマッピングソリューションの DJI Terraは、バージョン3.3.0に更新され、製品の機能とTerraの処理速度の両方が向上しました。
ソフトウェアの3D再構築速度が25%向上しました。さらに、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、いくつかの形式(.b3dm、.osgb、.s3mb)のモデルボリュームが最大30%削減されました。
もう1つのハイライトは、 DJI Terra がマップグリッドを使用した2D再構築をサポートするようになったことです。これにより、グリッドの長さが設定され、デジタルオルソフォトマップ(DOM)とデジタルサーフェスモデル(DSM)がグリッドに分割されます。また、都市のシーンの2D再構成でダウンサンプリングされたDSMを生成することもできます。これは、地形追跡飛行ミッションで使用できます。
ソフトウェアアップデートにより、1回のミッションで2Dと3Dの同時再構築が可能になります。2D再構成の場合、少なくとも3つの画像のカメラの傾斜角度が35度以下であることを確認してください。また、新しい再構成パラメータチェックリストを使用して、再構成前の精度を確認することもできます。その間、DJIは、ローカルネットワークの不安定性が原因でクラスターの再構築が失敗する問題を修正しました。
バージョン3.3.0では、飛行の安全性を確保するために、飛行ルートのウェイポイントチェックを備えた詳細な検査ミッションのサポートがさらに追加されています。一方、Zenmuse L1によって収集された点群データを処理している場合は、基地局の座標を変更できます。DJIは、ZenmuseL1によって収集されたポイントクラウドデータの高さオフセットを調整するためのサポートも追加しました。
MissionLibraryでの並べ替えとフィルタリングのサポート。
特徴点密度の変更のサポート。
XMLファイルでの空中三角測量座標系の設定のサポート。
自動回転のサポート。
ミッションライブラリと再構築ページが更新され、ユーザーエクスペリエンス向上。
再構成出力を簡単に表示するためのフォルダー名としてのミッション名の使用のサポート。
品質レポートに日本語、韓国語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ロシア語のオプションを追加。
複数のデバイスでポイントをマークした後のマークファイルのインポートのサポート。
3Dモデルの背景が黒に更新。
高さ、リターン、または反射率で表示されるポイントクラウドファイルを使用した詳細な検査ミッションのサポート。
マップのクイック測定を追加。
2Dおよび3D再構成のROIを個別に定義するためのサポート。
ROIを2Dから3Dに、またはその逆にコピーするためのサポート。
再構築でのカメラPOSの表示のサポート。
高スペックコンピュータを使用しているときに再構築効率が低い場合に発生する問題を修正。
クラスター再構築でワーカーデバイスが多い場合にワーカーデバイスを検索または適用できない問題を修正。
3D再構成の旋回シナリオを選択するときにノイズが発生する問題を修正。
以前の空中三角測量結果のパラメータを変更した後に再構築が失敗する問題を修正。
投影座標系の高度がインペリアル単位である場合にDSMの高度が正しくない問題修正。
投影座標系がインペリアル単位の場合に2D再構成ファイルのサイズが大きくなる問題を修正。また、2D再構築中に応答がない場合がある問題を修正。
ZenmuseL1で点群の精度の最適化を有効にした後に電力線が階層化される問題を修正。
ZenmuseL1によって収集されたOEM6形式のGNSSデータがポイントクラウド処理を実行できない問題を修正。
TXT形式のLiDAR飛行ルートファイルが正しく保存されない問題を修正。
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